皆さんは、日々感謝を伝えられていますでしょうか?
相手に伝えるだけでなく、自分に伝えられていますか?
情報社会が加速化する現代では、SNSなどで相手の情報を気軽に閲覧することが可能になりました。しかし、反動もあり、特に世の中で成功している人たちの投稿を目にすると、自分と比較してしまい、自己嫌悪に陥ってしまう人が増えています。
筆者は、ありのままの自分を受け入れる生き方を重視しており、周りに合わせて「いい人」でいる事を止めて、劣等感を手放すことで本当の幸せを感じられることを伝えています。具体的には、今の自分に「ありがとう」や、「私はありのままで素晴らしい」と唱える習慣を身に付けることで、人生を良い方向に変化させ、楽しく生きられるようになると述べています。
本書では、筆者が提唱する「自分に感謝する習慣」や、筆者に関わった人に起きた人生観の変化に関する実体験を紹介しています。
本書を読んでみて
自分に「ありがとう」と伝えることは、今まで意識してこなかった為、本書の内容には驚きでした。
実際唱えていると、だんだんと心が温かくなり、ありのままの自分で生きたい自分像と「いい人」でいる自分像との乖離を実感しました。自分が如何にプライドや、他人の考え方に縛られて生きてきたのかを認識することができるようになりました。
概要について
全5章より構成されてます。
・1章:「いい人」は、幸せが遠ざかる
以下の3点を紹介しています。
①「自分はダメだ」という劣等感は、心の周波数が下がり、直感が鈍る
②ありのままの自分を素直に受け入れないことは、他人の人生を生きること
③諦め癖を手放せず、幸せになることを諦める
・2章:「いい人」をやめると、幸せが舞い込む
以下の3点を紹介しています。
①潜在意識で幸せを捉えられると幸せがどんどん増幅する
②劣等感を手放し、マイペースで生きられる
③心が満たされると、劣等感や嫉妬心がなくなる
・3章:「ありがとう」、「ありの自分のままで素晴らしい」を唱える習慣
以下の3点を紹介しています。
①全てのことに心から感謝できるようになり、ポジティブな生き方へ変化する
②自分を飾ることなく、ありのままの自分が好きになれる
③自分の素直な気持ちを感じられるようになり、生きやすくなる
・4章:人生を形成している前提(潜在意識)の部分を書き換える
以下の3点を紹介しています。
①成功している人の前提を観察する
②ネガティブな思いは、自分の前提を書き換えるチャンス
③ポジティブな前提は、脳もポジティブな情報に反応する
・5章:瞑想を通して普段気付かないことを認識する
以下の2点を紹介しています。
①心に余裕が持てるようになる
②愛と思いやりと感謝は繋がっている
本書の魅力について
自分に感謝の言葉を唱える習慣が、自分の人生を幸せにできることを実感させてくれます。
他人と比較して劣等感を持ちやすい方や、世間体や常識に捉われて生きづらさを感じている方には、是非本書を読むことをお薦めします。
まとめ
今回は、[ 「いい人」をやめて自分に「ありがとう」を唱えるともっと楽に生きられる 愛場千晶]を紹介しました。
本書を読んで、自分の人生を豊かにできるヒントになっていただけると嬉しいです。
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当ブログでは、誰もが人生を幸せに生きることを目的に、書籍や、私の体験を紹介しています。是非見ていただける嬉しいです!
ここまで読んでくださりありがとうございました。