皆さんは、「今生きている現実世界が、実は無数に存在し、全て世界線の内容が異なる可能性がある」と言われたらどう思いますか?
一般的に、現実世界は、過去から現在までの時間軸で繋がる1つの直線的な流れだけで形成されているという概念が知られています。しかし、宇宙物理学や量子物理学の研究が進む中で、現実世界で起きる事象や現象は1つだけではなく、無数の可能性があるという研究結果が推測され、研究者たちの間で多くの議論が交わされています。
仮に、これが真実なら、現実世界は仮想的なものとして捉えることができ、自分が望む現実に変化させること(パラレルシフト)ができるのです。そして、筆者を含め、この概念を知っていた人たちが、なんと実際に自分が望む世界線に移ることができたと声を上げています。
筆者は、自分が望む世界線に移るにあたって、今生きているこの瞬間から自分が望む世界線を意識して、そこに向けて少しずつ行動を起こすことが大切であると伝えています。それは、まるで無数にある飛び石(世界線)を移りながら進んでいく感覚であるといいます。
本書では、時間軸に捉われることなく世界線が無数にある考え方や、自分の望む世界線に移る為の具体的な方法論やワークを紹介しています。
本書を読んでみて
世界線が無数に存在するという考え方は、目から鱗で、衝撃的でした。
意識を変えるだけで現実が変化するとは正にこのことであると腑に落ちました。
このことを知れば、誰でも今の現実に絶望する必要が無く、自分が望むライフスタイルに向けて諦めず行動をし続ければより近づけることが理解できるので、とても救われた気がしました。
概要について
全6章から構成されています。
・1章:人生が大きく変わる世界観の書き換え
以下の5点を紹介しています。
①望む世界線に移る前に、世界を新たな視点で捉え直すと同時に、自分の立ち位置を確認し土台を作る
②世界線を超えたひとたちとの出会いとパラレルが存在する多世界解釈
③今この瞬間が連続することで過去や未来になる
④望む世界線にパラレルシフトするのは、無数にある飛び石から次に移るものを選びながら進んでいく感覚である
⑤どんな時も、自分には無限の可能性があり、望む世界線を選ぶ権利があることを習慣づけることで、日常の捉え方が変わり、人生が大きく変化する
・2章:「あたりまえ」を疑うと新しい世界が見える
以下の4点を紹介しています。
①シンギュラリティ(AIの知能が人間のものを超える技術的特異点)の到来で、労働環境を含めて社会が一変することで、生きる目的を失う者が出てくる
②個性を重視した生き方が尊重され始めている世の中で、企業の枠組みが崩壊することが今後加速化する可能性がある
③日本人は、五感では感じられない見えない世界(スピリチュアルな世界)を大切にしてきた民族で、どんな状況でも己を信じて行動してきた歴史がある
④常識や世間体に縛られず、自分の感性や知見で捉え直す習慣を身に付けて、思考停止を防ぎ自分の可能性を狭めない
・3章:望むパラレルに飛び理想の人生を叶えよ
以下の2点を紹介しています。
①パラレルシフトのポイント
・何よりも大切なのは、直感
・最善の選択肢はいつも目の前に
・迷ったときは情熱で飛ぶ
・どんな飛び石にも学びがある
・飛べば思わぬ脚力がつく
・理想の未来に向かって進む感覚で
・その1飛びに集中する
②うまくシフトできないときの解決ポイント
・世界線の移動に正解はない
・長期的視点で捉える
・サーチライトと羅針盤
・目標は柔軟に設定する
・「勝率は51%」でいい
・4章:毎瞬、毎瞬の中に無数の世界がある
以下の5点を紹介しています。
①自分が理想とするライフスタイルを日ごろからイメージすることで、望む未来にアクセスしやすくなる
②世界線との距離が近いほど移りやすく、無意識の内に行き来している可能性がある
③不特定多数の人が真実とは異なる記憶を持っている現象(マンデラ・エフェクト)が知られている
④宇宙には、微妙に異なる世界線が無数に並行して存在している
⑤現実世界は、仮想現実として捉えられており、一人一人が認識している現実を作り出している
・5章:パラレルシフトが上手くなるワーク
本章では、様々なワークを紹介しています。
①時間の概念をくつがえすワーク
②過去のトラウマを書き換えるワーク
③多次元の視点を持つワーク
④「今この瞬間」にフォーカスするワーク
・6章:筆者が予感している未来の世界
以下の2点を紹介しています。
①自分の個性や感性を大切にする生き方が主流になり、お互いが価値観を認め合う時代に変化する
②個性や感性の多極化が進む中で、同じ価値観を持つ者同士の社会が形成される
本書の魅力について
現実世界は1つだけでないという今まで想像もしなかった概念に出会えることで、自分の人生を好転させる大きなヒントを得ることができます。
また、パラレルシフトの意識を定着させられる為のワークを紹介しており、誰でも気軽に実践できます。
更に、筆者自身だけでなく、筆者とつながりがある人たちに起こったパラレルシフトの体験談も紹介されている為、「世界線が無数にあることは真実であること」を実感できます。
まとめ
今回は、「パラレルシフト 天日矛」を紹介しました。
世界線が無数にあることを知り、人生を好転させるヒントに繋がれば嬉しいです。是非、本書を読んでみてください。
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当ブログでは、一人でも幸せに生きられる為の書籍や、自分の体験を投稿しています。是非、見ていただけると幸せです。
ここまで読んでくださりありがとうございました。